怒られているのを目撃したり好きな曲を練習されてくれたピアノ教室の思い出

ピアノ教室というとたくさんの生徒が一同に介して行う、そんな大手の教室を思い浮かべるのが一般的かもしれませんが、私が通っていたのは近所の、更にいうと知り合いのおばさんの家で行われている個人の教室でした。
そんな教室での練習は、いまでも思い出として残っています。

どんな教室に通っていたのか

私が通っていたのは先の述べたとおり近所の個人教室でした。複数人の生徒はいましたが、それぞれ別の時間帯でレッスンを受けており、発表会などもありません。それが引っ込み思案の私にはちょうどよく、5歳から小学校を卒業するまで通ったものでした。
そんな教室は個人ということもあり先生が優しく、と、いけばよかったのですが、残念なことにそのようなことはありませんでした。といっても私は比較的順調に曲を仕上げることができていたのであまり怒られた経験はないですが、私の前の時間の友人が、やらかしたことがあったのです。
その日もいつものように教室に向かいました。そしていつものようにインターフォンを押すと、普段は迎えてくれる先生が声だけで入るように指示をしたのです。不思議に思いつつ中に入ってピアノがある部屋まで行くと、なんだか重苦しい雰囲気でした。少し離れた場所に正座をして行く末を見守っていると、どうやら友人が練習をしてこなかったことで怒られているようでした。当時のレッスン時間は30分間だったのですが、私は5分前には着くようにしていたので、およそ25分、ずっと怒られていることになります。
その時の私が思ったのは「やばい」でした。私も練習をしてこなかったのです。その時は怒られたくないという一心でピアノに向かい、なんとか練習をしてきていなかったのを悟られずにすみ、安心したのを覚えています。

怖かったけど楽しいピアノ教室

そんな少し恐ろしい経験もしたピアノ教室ですが、基本的にはとても楽しいレッスンでした。一般的なピアノ教室ではおそらくある程度基礎が終了したあたりでクラシックなど少し固めな音楽に移行するのではないかと思います。しかし私の場合は、好きな曲を選ばせてもらえたのでした。先生が、「クラシックをやってもいいけどどうせなら好きな曲をやったほうが楽しいよね」と言ってくださったのです。やりたい楽譜を持ってきて良いとのことだったので、すぐに母と一緒に買いに行ったのでした。
そんな私が持っていった楽譜は某有名RPGの楽譜集でした。ドラゴンなにがしです。今思うと何でも良いといわれてゲームの曲を持っていくなんて子供というのはなかなかに恐ろしいなと思うものですが、先生も「いいねぇ」とおっしゃってくれたので、間違いではなかったのでしょう。なにがしクエストの曲はクラシックにも近いといえば近いですから、ピアノ練習にも適しているといってもよいかもしれない、なんて少しこじつけ気味に考えたりもします。練習する曲を選ばせてもらえたのも当時嬉しく、練習のモチベーションアップにもつながっていました。
それがだいたい5年生になった頃くらいだったため、楽譜集のほぼすべての曲を練習することができたと記憶しています。

まとめ

行くまでは憂鬱、しかし一度教室に入ればとても楽しく、すっきりした気分で帰路につくことができたよいピアノ教室でした。
いまではすっかりピアノから離れてしまいましたが、まだバイエルや楽譜集は大切にとってあるため、大人になった今また始めてみるのも良いのかもしれないなと思っています。

 

そんな私はピアノを辞めてボイトレをはじめました。

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